短歌論1〜6 短歌論7〜10



短歌論11コメットハンタ1

ネットで見つけた素敵短歌を採集しよう、の安直企画。
はこ冬日記
harunakoさんの短歌↓

秋やすみ道路に落ちる貝殻につまっていたのは深刻なうた

わかりすぎない感じが良いな、とharunakoさんの短歌全般で思う。七割は すっと理解できて三
割は留まって考える絶妙なブレンド。
↑の一首は宮柊ニ(歌人)の
道の()に避けむとしたりくれなゐに渦巻けるごとき林檎の皮

を連想した。「うわっ、なにかと思って端に避けようと思ったら、赤いグルグルになってる林檎
の皮か」 (大意)という歌。いやまあ勝手な脳内連結。
harunakoさんでは あと

君の問う古典の結末知るもんかこんな夜中に洗濯機回す

など印象に残る。





短歌論12
「二進法の恋」さんの質問に答えてみる。


(1)短歌を詠む上で、何を一番重要視していますか?

ありふれないようにすること。
読んで記憶に何も残らなかったり、読んだ時間 損したなーと思われたりしないよう心がける。

(2)定型・非定型に自分なりのこだわりを持っていますか?
  また持っている場合は、どのようなこだわりですか?

文字数よりもリズム重視。読み方の節(ふし)を固定させる為に半角スペースも積極使用中。

(3)ネット中心で短歌活動を行うことの、どこが旧歌壇
  から否定されているのだと思いますか?

ネット短歌への批判を知らないのでノーコメント。

(4)短歌の上達のためには、何が必要だと思いますか?
  ネット歌会について、どう思いますか?
  また、参加したいと思いますか?

1 手帳。
2 面白いと思ったことを31文字にする訓練をする。見た事考えた事ニュースや本や映画なんでも。
自分では「スケッチ」と呼んでます。
3 「短歌はプロに訊け!」isbn:493846389X
ネット歌会は苦手なので基本不参加。

(5)短歌を通じて、何を伝えていきたいですか?
  短歌哲学をお聞かせください。

伝えるべき価値のある事を。
一度聞いたら忘れられない PCどころか紙もいらない短歌を。



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